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教員からの学びWhat we want students to learn

2021年4月より
工学部就任予定

石浦 菜岐佐教授

【後編】

入学祝いのパソコン、
たちまち夢中に!

プログラム次第で「処理速度1万倍」の面白さ

 コンピューターに興味を持ったのは、大学の入学祝いに親戚からパソコンをもらってからです。高校で習った数列や確率、円周率の計算が簡単にでき、たちまち夢中になり、ゲームのプログラミングも幾つか作りました。大学のスーパーコンピューターで初めて計算したときのことは、今でもよく覚えています。家のパソコンで何日もかかった計算が、たった1秒でできてしまって本当にびっくりしました。スパコンを使っても、何日もかかるような計算はあります。でもそれも、今試しているのと違う計算式を考えたり、プログラムの書き方を変えたりすると、1000倍、時には1万倍も処理スピードが速くなります。そんなところが面白く、ずっと研究を続けています。

01

「その方法じゃダメ」と言った計算手法で素晴らしい成果

 人間が書いたプログラムを、コンピューターに分かる言葉に翻訳するシステムがあります。数年前までそのプログラムのミスを見つける研究をしており、世界のチーム相手に当研究室でミスを見つけられた時は、うれしかったです。研究室の学生たちから学ぶことも多いですね。実はこれまでに二度、私が「その方法じゃダメ」と言っていた計算手法を使い、学生が素晴らしい成果を出したことがあります。研究を長くやっていると、これは行けそうだとか、これはダメだというのがある程度見えるようになります。でも、ある意味それは誰でも考えつくことであり、専門家とは違った発想が、思わぬ成果をもたらすことがある。多様な発想が必要なのだなと実感させられました。

02

誰かが必ず力になってくれる、それが関学

 大学で学ぶ価値は、いろんな人と会って、話をして、影響を受け合うことにあると考えています。研究室の学生たちを見ていると、誰かが困っていれば、それが研究のことでも、プライベートなことでも、必ず誰かが力になっています。大学全体のカラーになっているようで他大学の先生から褒められることがあり、私も、いいなと思っています。うちの研究室は年間行事が8回あり、4月の歓迎会から始まって、6月のたこ焼きパーティー、私の家で開く新年会など、よく遊んでいます。でも学生たちは、それ以外にも自分たちだけで頻繁に遊び企画を設けているようで、先日もいつの間にか海外旅行をしていました。研究もよくするけど、遊びの幅も広いなあと感心しています。

03

愛用の一眼レフを手に猫カフェに入り浸り

 学生時代、恩師から「君一人育てるのに、どれだけの社会資本が使われていると思っているのか。社会に出たら全部返していかないといけないぞ」とよく言われたものです。トップレベルの研究者として社会貢献できているかどうかは分かりませんが、自分のできる範囲で社会のために働かなければいけないなと思っています。関西学院大学のスクールモットーである”Mastery for Service”(奉仕のための練達)とは、まさにそういうことではないでしょうか。自分は社会のために何を還元できるのか、学生によく考えるよう話しています。研究を離れると、愛用の一眼レフを持って猫カフェに入り浸っていることが多いです。研究が忙しいので今は無理ですが、退職したら猫を飼おうと思っています。

04

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