私を変えてくれた「クリシン」との出会い
小学生の頃から教師志望で、小学生のときは小学校の先生に、中学生のときは中学校の先生に、高校生のときは高校の先生に、なりたいと思っていました。大学の教員をしているのは、上がないからです(笑)。では真面目な生徒だったかと言えば、全く違うことになるでしょう。年の離れた2人の兄の影響などで小学校の6年生のときからマージャンにふけっていましたし、中学時代は度々先生にくってかかる、扱いづらかったであろう生徒でした。そして、「ウルトラスーパー決めつけ人間」であったとも思っています。しかし、大学生になってから、クリシンに関わることを学んで、自分のさまざまな決めつけ・思い込みに気づくようになり、強く興味を持つようになりました。そして、前任校の兵庫教育大学に勤めているときに、クリシンを核とした「人についての決めつけ・思い込みに気づき、柔らかく冷静に人を理解できるようになるための授業」を小、中、高の先生方と一緒に考えて実践し、効果検証をしていく中で、クリシンの重要性を確信するようになりました(もちろん「物事は両刃の剣」であり、クリシンに対するクリシンも必要だと思っていますが)。