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就職・資格 2022.03.08
大学時代に起業し、学業と両立多様性の重要性と社会のかかわりを考える
2016年国際学部卒留田紫雲さん
活躍の場:株式会社Dot Homes 代表取締役
学生時代に起業を決意
高校まではプロをめざし、Jリーグのユースチームに所属。国際大会にも出場しました。しかし、「自分の力ではトッププロになれない」と感じ、自分の将来を考えるようになりました。そんなときに読んだ本に「これからはソフトウェアの時代」と書かれており、この分野での起業を決意。そのために大学1年生から約1年間、通信会社に入社し、ビジネスを学びました。
大学3年のときに空間再生コンサルティングを起業
関西学院大学には外国人留学生が数多く通っており、彼らが日本で住宅を探すのは非常に大変です。一方で人気がなく、借り手がいない空き家が地域の問題になっていました。そこで大学3年のときに空間再生コンサルティングを起業。人気がない物件を魅力あるものにするとともに、空き物件を外国人に貸し出すポータルサイトの運営を始めました。
上場企業のグループ会社へ、ビジネスパーソンと学生の両立
この会社は大学4年のときに上場企業のグループ会社になり、私は引き続き社長として住空間に関する複数の事業を行っています。ビジネスパーソンと学生を両立していたわけですが、どちらも力を抜くことはありませんでした。2年半で卒業に必要な単位を修得し、マカオ大学での交換留学に参加。大学時代にさまざまな国・地域の人とかかわった経験は、社会が多様性を受け入れる重要性を知る機会になりました。