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就職・資格 2020.03.24
世界は思ったより狭く、偶然という名の必然でできている
2018年商学部卒入山竜之介さん
活躍の場:Master's Candidate at Technical University of Munich(ドイツ)
環境先進国ドイツの大学院へ
黄色いタージ・マハルを、見たことがありますか?
その衝撃を、私は今でも忘れません。同時に大気汚染について何かしなければという危機感を覚え、環境先進国ドイツの大学院進学に至りました。
再生可能エネルギー(再エネ)と環境経済学を専攻。今学期は太陽熱発電の数学的モデルや太陽光との違い、マシンラーニングやドローンなど鳥の衝突を減らす風力発電システム、世界と日本(ミドリムシ)のバイオエネルギー市場、G7+中国・インドの温室効果ガス削減2030年目標をテーマに、文献を100以上読み発表しました。
大学院と会社勤務を両立
大学院と並行し、再エネアセットマネジメントを最適化するドイツ本社のソフトウェア会社で勤務。私は日系企業へのマーケティング・セールス・ファイナンスのサポートやリサーチを行い、サンフランシスコの上司に毎週リポート。その後、東京の投資銀行でサマーインターンをした際、それら日系企業や、友人が働くドイツ企業がクライアントであったことから、点と点がつながっていきました。
関学時代に出会った留学生と再会
International Tutorとして留学生へのイベントも運営。関学でも留学生を支援した中で、10人以上とヨーロッパに来てから再会。町を一緒に回りながら、彼らの実家では家族の一員としてもてなしてもらいました。グローバルにチャレンジを続けた関学での活動が、今日の私を形成しています。
大切にして欲しいこと
私はもうすぐ、学生という港町から社会人という航路に出ます。皆さんは今、どんな町に泊まっていますか?
走り回って、ときには落ち着いて、そこで得られるもの・出会える人を大切にしてください。
思ったより狭くて、偶然という名の必然でできている、それが世界だったりします。