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2019.11.15
保険業の奥深さに学習意欲が高まった
商学部 3年生古賀亮志さん
保険論:保険にかかわる多様な現実を理論的に解明し、同時に、国民の福祉増進という観点から保険業の現代的課題について考究します。
商学部 開講科目。
授業で得た知識をゼミの研究に生かす
岡田太志・商学部教授の研究演習(ゼミ) で金融教育と損害保険に関して研究しており、保険論は岡田先生が担当する商学部独自の選択必修科目です。1年生と2年生の授業を通して保険業に興味を持ったので、より深く知るために岡田先生の授業は全て取ろうと決め、3年生の春学期に受講しました。ゼミ生はほとんどが履修しており、この授業で身に付けた知識をゼミでのグループ研究にも生かしています。
保険業界で働く人から保険業の今を聞く
保険に関わる多様な現実を理論的に解明し、同時に国民の福祉増進という観点から保険業の現代課題について深く考えるというのが授業の目的です。保険の歴史、火災保険や生命保険がなぜ生まれたか、損害保険と生命保険の違いなどから日本の保険業の将来像まで講義形式で深めていくものでした。実際に保険業界で働いている方を招いてお話を聞く機会もあり、保険業界の現状やさまざまな事故の事例など、中には想像を超えるような内容もあってとても興味深かったです。
「保険とは何か」定義することはできない
岡田先生のお話で、「保険とは何か」という質問に答えるのが一番難しいという言葉が印象的でした。何十年間研究を続けてはいても、保険を一言で定義することはできない、でも何時間でも話し続けることはできる、と。授業を聞いていて、本当にその通りだなと思いました。奥が深く、分野は広く、企業によって扱っているものも異なります。この授業での学びを通じて、損害保険のことをもっと詳しく知りたいという思いがさらに強くなりました。3年生の秋学期には、岡田先生が担当される損害保険論とリスクマネジメントの二つを履修しています。