総合政策学部 2019.12.03

4年生二階堂倫子さん

グローバルキャリアプログラム(GCaP) :将来、国際機関、国際NGOなどの国際協力、社会貢献活動やグローバルなビジネスの分野で活躍を志す学生に対し、グローバル化に対応した国際競争力のある人材を育成する総合政策学部独自の少人数制プログラムです。その礎となる教養や専門的知識を習得するとともに、さらに関西学院大学が実施する多彩な海外留学や学部で展開している発展途上国へのフィールドワークなどに参加することで実践力や政策応用力を身につけるとともに、高度な実践英語能力やコミュニケーション・スキルを身につけることを目指しています。 総合政策学部 提供プログラム

厳しい環境で切磋琢磨できる仲間と成長

自分の中に知識が入っていくのを実感

1年生の秋学期にグローバル・キャリアデザインの授業を受講したところ、それがグローバルキャリアプログラム(GCaP)を取る上での必須授業でした。その中で、元は国際公務員や外交官、新聞記者など総合政策学部を代表する多彩な先生方が担当されるGCaPのことを知り、ぜひ2年生で選択したいと思いました。GPAや英語学力認定スコアなどの受講要件も低いものではないので、GCaP生になるのは毎年10人くらい、少数精鋭です。私は1年生春学期のTOEFLのスコアが足りなかったのでかなり勉強しました。修了要件も厳しく、海外留学プログラムに参加し、学部独自のリサーチフェアでは英語で発表しなければなりません。3年間のプログラムですが、翌春に国際社会貢献活動を控えていた2年生は特にがっつり勉強し、自分の中にどんどん知識が入っていくのを実感できました。

リポートの提出やディベートの準備に追われる

一番大変だったのは合同演習です。GCaP生しか取れない授業で、2週間に1回90分、5人の先生方が入れ替わりで中身の濃い授業をしてくださいます。講義後には毎回リポートの提出が課せられ、これは地獄の苦しみでした。最初に提出したSDGsに関する英語のリポートは「歴代の学年で最低レベル」と酷評されたのを覚えています。いつも追われるように何かを書いていた感じで、時間がない中でリポートを書く力が身に付きました。また、TPPについてのディベートの授業では、事前に分厚い本1冊分くらいの資料を渡され、それを読んで理解し、かみ砕いた言葉に変え、相手に反論できるくらいの知識を準備しておくことを求められました。リポートもディベートもしんどかったけれどもやりがいがあって楽しかったです。しんどさというのは知識の定着に比例するのだと思います。

今の私たちにフィットする解決策を考える

「教育を解決策にするのは逃げ」という、ある先生の言葉が印象に残っています。総合政策学部は、社会問題に対して解決策を提言していくための知識を学ぶ場です。学生の解決策として多いのが教育を変えるという答え、例えば環境問題だったら学校での環境の授業を増やすといったもので、私もついやりがちでした。でも、学んだ子どもたちが大人になって還元していくのは簡単かつ有益な解決策ですが、本当に実現できるかといえばほとんどできない、未来ではなく今の私たちにフィットする解決策を考えていかなくてはいけないと教えられました。とにかくそういう学びがとても多かったです。

優秀な仲間と刺激的な先生方に学びが深まる

グループワークもよく課題に出されたので、昼休みや空き時間はアカデミックコモンズに、夜は誰かの家に集まってGCaP生でとことん話し合いました。誰かが留学から帰ってきたと思ったら誰かが行くといった感じで、全員がそろうことはまずありませんでしたが、みんな頑張っているから自分も後れを取りたくない、肩を並べていたいから頑張ろうと切磋琢磨できました。優秀な人が周りにそろっていて、先生方がプレッシャーを掛けてくれる。ともすれば楽な方に逃げたくなるので、こういう環境はとてもありがたかったです。受講するには覚悟が必要ですが、真剣に学びを深めたい、周囲の友達よりも一歩先を勉強したいと思っている人にはぜひトライしてほしいと思います。